手の汗は緊張や興奮などが交感神経に作用して引き起こされる

季節を問わず、手が汗ばんでしまうことがあります。夏場は暑さで手にも汗をかきますし、エアコンで冷やしても汗が出ることもあります。

 

冬場は基本的に空気が乾燥しているので、割と手にかく汗は少ないのですが、暖房の入った部屋では徐々に汗がしみ出してきます。
また、緊張すると手にも汗をいっぱいかきます。たまに講演を依頼されることがありますが、準備不足の場合は特に汗をかくので、原稿がしわくちゃになってしまうほどです。

 

しかも講演を依頼された場合は、終わってから聴衆のみなさんと握手をする場面もあったりします。人前で話して、ただでさえ手に汗をかいているのに、そのベタベタの手で握手をしなければならないというプレッシャーでさらに手汗がひどくなってしまいます。握手をして相手の手が湿っていたら、気持ち悪く感じる人もいるのではないでしょうか。

 

それで、手に汗をかかないようにできればいいのですが、今のところかかないようにする方法は見つかっていません。その場しのぎで対応しています。例えば、ちょっとした休憩時間に可能なら外の自然の空気に触れるようにしています。自然の風は手のひらを乾燥させやすく感じます。また、まめに手を洗うようにしています。石鹸をつけて洗えばべたべたした感じがなくなります。人と握手をする前に、まずトイレに駆け込んで手を洗ってから人と会うようにします。さらに、扇風機や空気清浄機など風が出る機械が近くにあれば、手のひらを風に当てて集中的に乾燥させるようにします。あとは、話をするときには前もってよく準備しておくなら緊張を抑えることができるので、多少手汗も抑えることができます。

 

普段家にいて、リラックスしているときはほとんど手汗をかかないのですが、状況によって激しく手汗をかいてしまいます。その場しのぎの対応ですが、多少効果があると感じています。いずれにしても家を出る時には必ずハンカチを持って出かけるようにしています。

 

人の汗には二種類あります。運動をしたり病気をしたりと体温が上がった時に汗をかく温熱性発汗と、人前に出て緊張するというような緊張や興奮など、精神状態の変化に起因する精神性発汗です。
汗の中でも気にする方が多いのが手汗ではないでしょうか?

 

手の汗は緊張や興奮などが交感神経に作用して引き起こされるものです。誰しも緊張する状況に置かれると多少なりとも汗をかくものですが、極端に大量の汗をかく人もいます、そういった人は多汗症の可能性もあります。

 

それでは、手に汗をかいて困るという場合にはどうするのがいいのでしょうか、前述のような原因で起こるとするならば、興奮したり緊張したりする場面に近寄らない、という方法も考えられますが、それでは社会生活を送ることが難しくなります。場数を踏めば解決するかといえば必ずしもそうとは言い切れません。逆に、手汗をかくことで逆にそのことに神経質になってしまい緊張が強くなってさらに手汗をかくということもあります。そうなってしまっては元も子もありません。

 

注目するポイントを変えてみましょう、緊張するから汗をかくので、緊張する場所を避けるのではなく、緊張を和らげることを考えてみましょう。緊張を和らげる方法に効果的と言われているのが「呼吸法」です。特に腹式呼吸をするとことでリラックスした状態になって、自律神経を整え緊張が緩和されて手汗の制汗に効果があると言われています。

 

腹式呼吸をしても最初はうまくいかずに、手汗をコントロールできない方が多いと思います、それは腹式呼吸に慣れていないといったことが原因であることが多いです。日ごろから腹式呼吸を意識的にしてトレーニングをすると、手から汗が引いていく感じがつかめるようになるはずです。これを繰り返すことで制汗することができるようになるでしょう。

 

それでも難しい場合は、専門の医療機関に相談するという選択肢もあります。必要な場合には薬を処方してくれる場合もあります。